人気ブログランキング | 話題のタグを見る

継続することの大切さについて

継続することの大切さについて_e0175220_10414245.jpg大関「魁皇」が幕内通算808勝の単独最多勝利の記録を打ち立てました。昭和63年に初土俵を踏み、平成5年5月場所で入幕を果たしてから17年の長い歳月をかけた末、あの大横綱「千代の富士」の記録をついに抜き去りました。大関在位57場所という記録も先日引退発表した「千代大海」に継ぐものということです。比較的恵まれた体格であるとはいえ、怪我と無縁であったわけではなく、その精進は並大抵のものではなかったかと思います。

ペンデル税理士法人の前身である下吹越会計事務所が設立されたのは平成4年9月。「魁皇」が入幕を果たす半年ほど前のことです。この大記録のニュースを耳にして、自分自身も17年間よく頑張ったなという思いと、まだまだ努力が足りなかったなという思いとが入り混じった気持ちになっていました。

今年の仕事始めの際にスタッフたちに「自分の3年先、5年先、さらにはもっと先の姿を思い描きながら努力を積み重ねて行こう」と呼びかけました。17年間の努力の成果が実って顧問先は200件を超え、スタッフ数も25人を数えるようになりました。自分自身がこれから17年先まで前線に立っているということはあり得ないので、というよりあってはならないので、そのことをスタッフ全員が共有し、努力を積み上げて行けばこれからもペンデルは顧問先に評価され、下に凸の成長曲線を描くものと思っております。

昨年はペンデル社会保険労務士事務所を設立しました。労働者保護を重視する民主党政権の誕生により企業の労務リスクが高まりつつあります。そのような中、顧問先のために「転ばぬ先の杖」を用意したいと願っております。そして今年は「遺産整理」の事業分野にも進出しようと考えております。高齢化社会と核家族社会が進展する中で、亡くなった方の身内の方々にとって遺産整理の手続きが負担となってきているようです。会計事務所の信頼をベースに、困った人たちを助けながら少しずつ業績を伸ばして行く。今年はそのような一歩を踏み出す年になりそうです。

皆さん本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
by shimo_pendel | 2010-01-21 10:42 | トピックス
<< “慣れること”の怖さについて 日常からの脱却について(ホノル... >>